インド、第2次都市封鎖令を発動！紡績業は1000万人を裁断する

現在、インドの防疫情勢はますます厳しくなっている。インドでは現地時間4月15日現在、累計で11439人が確認されているが、3月24日には536人しか確認されていない。つまり、この20日間でこの数字は20倍近く増加した。絶えず上昇している確診例に対して、この世界第2の人口大国は第2次「封城」令を発動することを決定し、新型コロナウイルスの急速な拡散を抑制するために、全国的な隔離措置を5月3日まで延長すると発表した。しかし、同国の声は、封鎖延長はインド経済の嵐や社会不安を引き起こす恐れがあると指摘している。

第2ラウンド封城令を発動せよ！インドの繊維業界、1000万人削減か

振り返れば、3月24日、新型コロナウイルスの感染を抑制するため、インドでは前例のない措置が取られ、すべての人々が21日間自宅隔離しなければならず、商店、工場、オフィスビル、宗教施設などがすべて閉鎖され、航空、鉄道、旅客輸送、市内交通も「一時停止ボタン」を押した。現在、4月14日に期限が切れる予定だった封鎖令が再び延長され、インド国内の多くの企業が「怨嗟の声」を上げているが、インドの巨大な労働力も頼りなく漂流することになる。

インドアパレルメーカー協会（CMAI）によると、インドのアパレル業界の80%以上は中小企業で、そのうちCMAIには約3700人のメンバーがおり、70万人以上を雇用しており、多くの企業は3～6カ月の疫病を担ぐことができないという。それによりますと、インドが賃金補助金の面で支援措置を取っていない場合、インド全体の紡績業の雇用が大幅に減少し、人員削減総数は1000万人に達する可能性があるということです。

紡績業はインドの重要な経済的支柱であるため、倒れると地動山のような経済的嵐が起きるだろう。バークレイズ銀行の予測によると、全面封鎖措置はインドの損失を1200億ドル、すなわちGDPの4%に達する。インド中央銀行も先日、疫病ショックでインド経済が2020年に5%の成長率を達成することは難しいと認めた。これは、これまで「6年連続下落」を記録してきたインド経済が、かつてない最悪の経済的苦境に陥ることを意味している。